バイナンス（Binance）の取引手数料とアカウントレベルによる優遇・適用条件

ねこくん

Binanceの取引手数料とアカウントレベルによる優遇や条件を紹介するよ

取引所のサービス内容で最も気になるものの一つが「取引手数料」です。

取引手数料は暗号資産の交換の際に必ず発生し、取引ごとにかかるため特に短期トレードをしている人は取引手数料の額がトレード成績に直結します。

Binanceは取引手数料が安くアカウントレベルごとの手数料優遇もあり有利なので、本ページではバイナンス（Binance）の取引手数料とアカウントレベルごとの優遇や適用条件について紹介します。

Binanceの取引手数料

Binanceの取引手数料は一律0.1%となっており、Maker手数料とTaker手数料に違いはありません。

	Maker手数料	Taker手数料
Binance	0.1%	0.1%

0.1%の手数料なので、ビットコイン価格が50,000ドルの時に1BTC取引すると手数料は50ドル（5,000円相当）になります。

国内取引所、海外取引所と比べても安く、Binanceの人気の理由の一つとなっています。

maker・taker手数料とは

maker手数料は指値注文の手数料で、taker手数料は成行注文の手数料です。

指値注文（maker）は価格を指定する注文で、場合によっては約定（成立）しない場合もあります。成立していない注文は板に乗り多くの投資家が参考にします。

成行注文（taker）は価格を指定せず今の値段ですぐに成立させる注文で、基本的にはすぐに注文が成立します。

一般的に板が盛り上がると市場が活性化するので、板に注文が乗るmaker注文（指値注文）の手数料を安くしている取引所が多いですが、Binanceではmaker・takerともに同じ手数料になっています。

ねこくん

Binanceは同じだけど手数料が違う取引所が多いので、makerは指値、takerは成行と覚えておこう

なお、0.1%は基本の手数料で、取引量とBNB（バイナンスコイン）保有量によって決まるアカウントレベルによって手数料が安くなります。

また、バイナンスコイン（BNB）との通貨ペア取引は手数料が無料です。

Binanceでは「BNB（バイナンスコイン）」「BTC（ビットコイン）」「ETH（イーサリアム）」「USDT（ユーエスドルテザー）」の4つが基軸通貨となり、これらを他の暗号資産と交換することでトレードしますが、バイナンスコインと交換する際は取引手数料が無料になります。

Binanceの手数料は安いですが、バイナンスコインを軸にトレードすれば更に手数料を完全に無料でトレードしていくことができます。

手数料無料になるメリットは大きいので、バイナンスコインを買っておいて取引の際はバイナンスコインを活用していくのも良いですね。

Binanceのアカウントレベルは30日間のBTCトレード量とBNB（バイナンスコイン）残高によって以下のように決まります。

レベル	30日BTCトレード量	& / or	BNB残高
VIP 0	無条件で適用
VIP 1	50 BTC以上	かつ	50 BNB以上
VIP 2	500 BTC以上	かつ	200 BNB以上
VIP 3	1,500 BTC以上	かつ	500 BNB以上
VIP 4	4,500 BTC以上	かつ	1,000 BNB以上
VIP 5	10,000 BTC以上	かつ	2,000 BNB以上
VIP 6	20,000 BTC以上	かつ	3,500 BNB以上
VIP 7	40,000 BTC以上	かつ	6,000 BNB以上
VIP 8	80,000 BTC以上	かつ	9,000 BNB以上
VIP 9	150,000 BTC以上	かつ	11,000 BNB以上

また、アカウントレベルごとの手数料は以下のようになっています。