ビットフライヤー(bitFlyer)は、ビットコイン取引量国内No1の仮想通貨取引所※で、まず検討することが多い取引所です。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
どのような特徴があってどんな人におすすめなのか気になる人も多いと思いますので、bitFlyerの特徴やメリット・デメリット、入出金方法や手数料などをまとめて紹介します。
このページを見てもらえば、bitFlyerの特徴から自分に合った取引所かどうかわかるようにしていますので、ぜひ見ていただければと思います。
- bitFlyerのサービスの特徴やメリット・デメリット
- bitFlyerの手数料や入出金方法などの基本スペック
- bitFlyerがおすすめの人
それでは見ていきましょう!
bitFlyerの特徴とメリット
bitFlyerは、2014年1月に会社を設立して以来、国内大手の仮想通貨取引所として長い間多くのユーザーに利用されています。
まずは基本的なスペックを見ていきましょう。
取扱通貨数 | 取引手数料(BTC) | 最低取引数量 | 登録 |
---|---|---|---|
17通貨 | 取引所:0.01〜0.15% | 取引所:0.001BTC 販売所:0.00000001BTC |
関東財務局長 第00003号 |
入金方法 | 出金方法 | 入金手数料 | 出金手数料 |
銀行振込 即時入金 コンビニ入金 暗号資産 |
銀行振込 暗号資産 |
無料-330円 | 550-770円 |
- 豊富な取扱通貨数
- 万全のセキュリティ対策
- 多様な取引方法(特にビットコイン)
- 暗号資産の積立もできる
- Tポイントをビットコインに交換できる
- 暗号資産をもらえるサービスもある
- 一部通貨以外の通貨は販売所のみで取引コストが高い
- 出金は銀行振込のみで手数料がかかる
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
豊富な取扱通貨数
bitFlyerの特徴を一言で言うと、サービスや取扱通貨が豊富でセキュリティが強固な大手取引所で、全体的な総合力が高い取引所です。
豊富な取扱通貨数は大きな特徴で、2022年8月時点で17種類の仮想通貨を取り扱っています。
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- ポルカドット(DOT)
- テゾス(XTZ)
- ステラルーメン(XLM)
- ネム(XEM)
- ベーシックアテンション(BAT)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナ(MONA)
- リスク(LSK)
- チェーンリンク(LINK)
- シンボル(XYM)
- ポリゴン(MATIC)
- メイカー(MKR)
ビットコイン以外の取扱通貨は販売所のみで取引コストは高めですが、豊富な投資対象があることでbitFlyerに口座があればいざ投資したい時にすぐ色々な通貨に投資できる点が大きなメリットです。
海外で人気のポルカドットの取引を開始するなど、新しい通貨を積極的に取り入れていますので、まず口座を持っておきたい取引所といえます。
万全のセキュリティ対策
セキュリティ対策も万全で、コールドウォレットでの資産管理や、秘密鍵を複数作るなどの安全性が高い取引所になっています。
多くの老舗の仮想通貨取引所がハッキングを受けたり、顧客資金の流出事故を起こしているのに対し、bitFlyerでは大きなトラブルは発生していません。
不正出金やハッキングによる出金・盗難への対策に定評があり、安心して暗号資産を預けておくことができます。
多様なビットコイン取引方法
bitFlyerでは、特にビットコインの取引方法が多様なのが特徴です。
ビットコインは、販売所形式の他、注文板を見ながら売買する取引所形式、さらには仮想通貨FXなどより高度な取引ができるbitFlyer Lightningもあります。
bitFlyer Lightningは、最初はビットコインやイーサリアムなどでのみ利用できましたが、リップルやステラルーメン、ビットコインキャッシュの現物も取引できるようになっています。
スマホアプリもWeb版と同様の機能を搭載
bitFlyerでは「bitFlyerウォレット」というスマホアプリも提供していて、PC版で利用できるチャートや取引、入出金などの機能を備えているので、スマホアプリだけでトレードを完結することができます。
アプリの使い勝手や先進的なユーザーインターフェースが高い評価を得ており、スマホをメインにトレードしていきたい人におすすめです。
暗号資産の積立もできる
ビットコインでは、15種類全ての通貨で、指定した金額を積み立てる「かんたん積立設定」が利用できます。
積立頻度は毎日1回・毎週1回・毎月2回(1日と15日)・毎月1回から選ぶことができ、積立金額も数百円程度から可能で、手数料は必要ありません。
「暗号資産は長期的に上がるだろうけど手間をかけたくない」
「ドルコスト平均法をきかせて投資していきたい」
「日々の価格変動に怯えたくない」
など、暗号資産を積立投資していきたい人は多いと思いますので、そんな人も便利に利用することができます。
Tポイントをビットコインに交換できる
bitFlyerでTポイント利用手続きをすると、Tポイントを100ポイント以上保有しているかたは、Tポイントをビットコインに交換できます。
また、ビットコイン決済でネットショッピングもでき、500円以上のビットコイン決済をするとTポイントをためることもできます。
ビットコイン決済をbitFlyerで導入するには、bitWire SHOPに無料登録しましょう。
登録完了後、販売したい商品を登録し、ブログやホームページ等でビットコイン決済リンクを貼ることが可能となります。
暗号資産をもらえるサービスもある
- ショップで買い物など条件を満たすとビットコインがもらえる
- ステーキングリワードでリスク(LSK)がもらえる
暗号資産をもらえるサービスを複数提供しているのもbitFlyerのメリットです。
「ビットコインをもらおう」では、bitFlyer が薦めるショップで買い物やサービス利用し、条件を満たすと、ビットコインをもらうことができます。
また、bitFlyerでアルトコインのリスク(LSK)を保有(1日平均10LSK以上)していると、ステーキングリワードをもらうことができます。
このように、bitFlyerは大手の取引所らしく多くのサービスを提供していて、取扱通貨も多く使いやすい取引所になっています。
はじめての暗号通貨トレードにぴったりの取引所といえます。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
bitFlyerの取引手数料
bitFlyerの取引手数料は以下のようになっています。
通貨 | 販売所 | 取引所 |
---|---|---|
ビットコイン | 無料 ※スプレッドあり |
0.01〜0.15% |
ビットコイン以外 | 無料 ※スプレッドあり |
– |
- 販売所形式は全ての仮想通貨、取引所形式はビットコインのみ取引が可能
- 販売所は手数料無料
- 販売所はスプレッドがあり取引コストは高め
取引所形式は一部通貨のみ
販売所形式は15種類全ての仮想通貨、取引所形式はビットコイン、イーサリアム、モナコイン、リップル、ビットコインキャッシュ、ステラルーメンなど一部通貨のみ取引が可能です。
- ビットコイン
- イーサリアム
- モナコイン
- リップル
- ビットコインキャッシュ
- ステラルーメン
仮想通貨取引の初心者で簡単に売買したいかたは、まずは販売所形式を利用すべきですが、取引手数料が高くなるため注意しましょう。
取引所形式は、取引手数料を抑えながら取引できます。
取引所手数料は取引金額の0.15%で取引金額に応じて安くなる
取引手数料は0.01~0.15%で、直近30日の取引金額に応じて異なり、金額が大きくなるほど安くなります。
仮にビットコインが500万円とすると、1BTC購入時の手数料は「500万円×0.15%=7,500円」となります。
- 1BTC=500万円時に1BTCを取引した場合・・・
- 500万円×0.01%=500円
- 500万円×0.15%=7,500円
- となり、取引手数料は500-7,500円
bitFlyer Lightningは上級者向け
bitFlyer Lightningも手数料が低いですが、画面の情報量が多く見づらいため、チャートの見方に慣れているかたにはおすすめです。
取引手数料はビットコイン(BTC/JPN)に関しては0.01~0.15%で、その他のアルトコインのペアは0.20%です。
ノートパソコン等を用い、Webブラウザ版のbitFlyer Lightningを使うと大きな音声が出て周囲の迷惑になる可能性があるため、注意しましょう。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
bitFlyerの入出金方法
bitFlyerは多彩な入金方法が用意されており、出金も日本円、暗号資産で行うことができます。
入金方法と出金方法をそれぞれ見ていきましょう。
入金方法・入金手数料
- 銀行振込
- インターネットバンキング入金(即時入金)
- コンビニ入金
bitFlyerの入金方法は、銀行振込・インターネットバンキングより入金・コンビニより入金の3通りです。
銀行振込
銀行振込は、bitFlyerが指定する三井住友銀行もしくは住信SBIネット銀行に対し、登録した銀行口座から入金する方法です。
手数料は金融機関により異なり、翌営業日までに入金が反映されます。
同じ銀行同士だと、手数料が抑えることができ、さらに住信SBIネット銀行を利用すると土日での入金も可能なため、便利です。
ただし、住信SBIネット銀行に振込入金する場合は、振込人名義の前に5桁の識別番号を正確に入力する必要があります。
インターネットバンキング入金
インターネットバンキングは、24時間365日利用でき、とても便利です。
インターネットバンキングを利用する場合、住信SBIネット銀行・イオン銀行・その他の銀行(ペイジー経由)より選択します。
住信SBIネット銀行は、手数料無料で原則として即時反映のため、おすすめです。
イオン銀行・その他の銀行は、手数料が330円必要となります。
コンビニ入金
コンビニ入金は、入金反映が早いですが、コンビニに足を運ぶ必要があり、手数料が330円必要です。
利用できるコンビニは、ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・デイリーヤマザキ・セイコーマートで、入金上限額は30万円です。
出金方法・出金手数料
- 日本円と暗号資産で出金できる
- 日本円の出金は銀行口座のみ
- 銀行口座への出金手数料は550-770円
bitFlyerからの出金方法は日本円と暗号資産で可能ですが、日本円の出金はbitFlyerに登録した銀行口座に対してのみです。
出金手数料は、出金額が3万円未満の場合は550円、出金額が3万円以上の場合は770円です。
出金の反映は、銀行の翌営業日までとなります。
インターネットバンキングやコンビニを利用して入金した場合、その金額については7日間出金できないため注意しましょう。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
まとめ
bitFlyerの特徴と主なサービス・取引手数料、bitFlyerの入出金方法と入出金にかかる手数料について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- bitFlyerはビットコイン取引量が日本一の仮想通貨取引所
- セキュリティの高さに定評があり、利用できるサービスが豊富
- 入出金は手続きが簡単でスピーディーに反映される
bitFlyerはビットコイン取引量が日本一の実績があり、2014年から安定した運営を続けている仮想通貨取引所で総合力の高さが魅力の取引所です。
17種類の仮想通貨を取引することができ、シンプルな取引方法から上級者向けのリッチな取引ツール、PC版とほぼ同じことができるスマホアプリも提供されています。
また、入金方法は銀行振込、インターネットバンキング、コンビニ入金ができ、インターネットバンキングを利用すれば手数料無料で入金できます。
ビットコイン以外は販売所取引となり取引コストが高くなっているので、ビットコインを中心に取引したい人におすすめの取引所です。
セキュリティへの対策は万全で安全に取引でき、ビットコイン取引量が国内No1の大手取引所という安心感もあるので、はじめて暗号資産へ投資したい人に特におすすめです。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)