仮想通貨・暗号資産といえばビットコインですが、ビットコイン以外の有望な暗号資産に投資したい人も多いと思います。
実際、ビットコイン以上に値上がりしそうな暗号資産を探している人も多いですが、世界で人気の暗号資産は国内取引所では取引できないものがほとんどです。
以下は2021年6月時点の暗号資産の時価総額TOP20ですが、このうち国内取引所のいずれかで購入できるコインは6種類で、その他のコインについては購入することができません。
- 1：Bitcoin（BTC）購入可
- 2：Ethereum（ETH）購入可
- 3：Tether（USDT）購入不可
- 4：Binance Coin（BNB）購入不可
- 5：Cardano（ADA）購入不可
- 6：Dogecoin（DOGE）購入不可
- 7：XRP（XRP）購入可
- 8：USD Coin（USDC）購入不可
- 9：Polkadot（DOT）購入不可
- 10：Uniswap（UNI）購入不可
- 11：Litecoin（LTC）購入可
- 12：Bitcoin Cash（BCH）購入可
- 13：Solana（SOL）購入不可
- 14：Chainlink（LINK）購入不可
- 15：Binance USD（BUSD）購入不可
- 16：Internet Computer（ICP）購入不可
- 17：Polygon（MATIC）購入不可
- 18：THETA（THETA）購入不可
- 19：Stellar（XLM）購入可
- 20：VeChain（VET）購入不可
このように人気の暗号資産は国内取引所では買うことができませんが、投資自体は行うことができます。
そこで本ページではビットコイン以外の人気の暗号資産に投資する方法を紹介したいと思います。
海外に拠点を置く海外取引所
- 海外取引所はBinanceやバイビットなど海外に拠点を置く取引所
- 拠点を置く国などのルールに基づき運営
- 世界的に人気の暗号資産に投資できる
- 海外取引所を利用するならまずBinance
- 海外取引所は国内取引所とセットで使う
まず、結論から言うと、国内取引所で買えない人気の暗号資産を買うには、海外取引所を利用する必要があります。
海外取引所はBinanceやバイビットなどの取引所で、海外に拠点を置く取引所です。
日本国内の取引所は金融庁・財務局に登録していますが、海外取引所は日本国内での登録などはしておらず、拠点を置く国などのルールに基づき運営がされています。
取引所ごとに取り扱い銘柄は若干異なりますが、世界的に人気の暗号資産のほとんどに投資することができます。
特にBinanceは世界No1の取引量となっていて、海外取引所を利用するならまず利用したい取引所です。
また、海外取引所では日本円を直接入金することができないので、国内の取引所等でビットコインやイーサリアムなどを購入し、ビットコイン送金をして入金することになります。
- 国内取引所に口座開設をしてビットコインを購入
- 海外取引所口座へビットコインを送金
- ビットコインでお目当ての暗号資産を購入
なので、はじめて暗号資産を始める人なら、まずは国内取引所の口座開設をしてビットコインなりを購入し、海外取引所の口座開設をした後に海外取引所口座へビットコインを送金後、取引をするとお目当ての通貨を購入することができるようになります。
少し面倒に感じますが、手続き自体は簡単に終わりますし、国内取引所の口座はあると何かと便利です。
単純にビットコインやイーサリアムを購入し、Binanceに送金するためだけに使用するなら取引手数料と送金手数料を比較してコストが安い取引所の口座を開設しておきましょう。
どの取引所もそれほど手数料は高くないので、迷ってしまう人は業界大手のbitFlyerを利用するのがおすすめです。
ビットコイン以外の人気暗号資産を購入する方法
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STEP1口座の準備まずは国内取引所・海外取引所の口座を開設します。
例としてBinanceおよびbitFlyerでの手順を紹介していますので参考にしてください。
バイナンス（Binance）の登録方法・口座開設の流れ 仮想通貨は国内取引所と海外の取引所がありますが、国内取引所はトレードできる通貨に限りがあり、海外取引所の口座が必要になる...
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STEP2国内取引所でビットコイン購入・送金次に国内取引所へ日本円を入金します。
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入金したら国内取引所でビットコインを購入します。
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無事にビットコインを買えたら、Binanceにビットコインを送金します。
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STEP3暗号資産の購入無事にBinanceに入金できたら、ビットコインをもとにBinanceでお目当ての通貨を購入します。
バイナンス（Binance）の仮想通貨の買い方（注文方法）を画像つきで解説 バイナンス（Binance）は海外取引所ですが、入金すれば簡単にビットコインをはじめとした仮想通貨に投資することができます。 ...Binanceでは300を超える取扱通貨の取引が可能になっているので、まずお目当ての通貨の取引ができるのではないでしょうか。
逆にBinanceで取り扱いのない通貨を買いたい人は、その通貨が本当に大丈夫か改めて確認することをおすすめします。
Binanceでは基軸通貨（交換のベースとなる通貨）として、ビットコイン（BTC）、バイナンスコイン（BNB）、イーサリアム（ETH）、テザー（USDT）となっており、これらの通貨をもとに他の通貨を購入（交換）していきます。
例：
カルダノ（ADA）からポルカドット（DOT）へ直接交換はできない
その場合はカルダノを一度ビットコインと交換し、ビットコインで再度ポルカドットを買う必要がある。ビットコインを送金している人であれば、送金したビットコインをもとに他のコインを購入できますので、Binanceで買い注文を出してお目当ての暗号資産を購入しましょう。
Binanceでは成行、指値だけでなく、逆指値やOCO注文など株やFXに慣れた人にはおなじみの注文方法が用意されていて直感的に取引できます。
Binanceで逆指値注文を出す方法 Binanceには成行や指値だけでなく、株やFXと同じく逆指値注文を出すこともできます。 （Binanceではストップリミット... -
STEP4利益の現金化
暗号資産を購入したら後は値上がりを待って保有しておくだけです。
十分に値上がりをしたり、売りたくなったらBinanceで売却注文を出してコインをビットコインなどに戻します。
Binanceで保有する仮想通貨を現金化する方法（手順と注意点） Binanceで暗号資産を持っている日本人は多いですが、Binanceでは日本円の取り扱いがないため現金化や出金をどうしたらよい...日本円に換金したい場合は、ビットコインを国内取引所に送金をして、国内取引所でビットコインを売却することで日本円に換金し、日本円を銀行口座等に出金します。
バイナンス（Binance）の出金方法とビットコイン出金の手順を解説 仮想通貨を現金化したり保管するためにバイナンス（Binance）から出金する必要がありますが、Binanceから出金するにはどう... -
STEP5投資完了
以上が国内取引所に取り扱いのない暗号資産を購入して、日本円に換金するまでの手順です。
ねこくん慣れるととても使いやすいよ国内と海外両方の口座さえあれば、それほど難しい手順はなくスマホやPC上で簡単に購入し日本円の出金までできます。
海外取引所に抵抗を感じる人もいますが、心理的抵抗を取り払うと投資の幅がぐっと広がり、急変時のチャンスも逃しませんので何かと便利です。
個人情報を提出しない状態でも利用できますので、仮想通貨を始める際には海外取引所をセットで登録するようにしておくのが良いでしょう。
まとめ
世界で人気の暗号資産を購入する方法を見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 国内取引所では買えないコインが多い
- 世界で人気の暗号資産は海外取引所で買う
- 海外取引所は国内取引所とセットで使う
時価総額上位のメジャーな暗号資産ですら国内取引所では半分も取引ができず、買いたいコインを買えずに悩む投資家は多いです。
世界で人気の暗号資産は海外取引所で買うことができますので、ビットコイン以外の有望な暗号資産に投資したい人は海外取引所を利用しましょう。
海外取引所は直接日本円を入金することができないので、国内取引所でビットコインを購入した後に送金してお目当ての暗号資産を買うことになります。
日本円への換金時も国内取引所があると便利なので、人気の暗号資産を購入したい人は海外取引所と国内取引所をセットで使っていくようにしましょう。
時価総額上位の人気コインはまだまだ成長余力が高いものが多く、多くの投資家に注目されていますので、本ページの情報を参考に暗号資産投資の幅を広げてみてください。
