国内の仮想通貨取引所で、できるだけ多くの種類の仮想通貨でレバレッジ取引をしたいかたにおすすめなのが、DMM Bitcoinです。
この記事では、DMM Bitcoinの特徴と主なサービス・取引手数料、DMM Bitcoinの入出金方法と入出金にかかる手数料について説明します。
DMM Bitcoinの特徴と主なサービス・取引手数料
DMM Bitcoinは、株式会社DMM.comのグループ会社、株式会社DMM Bitcoinが運営する仮想通貨取引所です。
タレントやモデルとして活躍しているローラさんがコマーシャルに起用されたことから、2018年初頭ごろより加入者数を増やし、人気の高い取引所の一つとなっています。
DMM Bitcoin自体は比較的新しい仮想通貨取引所ですが、DMM.comグループは10年近く金融サービスを展開してきた実績があるため、信頼性が高いです。
顧客の資金はコールドウォレットで管理されているため流出のリスクが低く、出金する際にも不正を未然に感知し、複数部署の承認を必要とするなど、出金トラブルを防ぐしくみもあります。
さらに、顧客の資金はDMM Bitcoinの資産とは分別管理されており、信託銀行に信託保全されているため、万が一の事態にも資金が保証されます。
国内の仮想通貨取引所では、主に「販売所」と「取引所」のどちらか、または両方が採用されますが、DMM Bitcoinは販売所のみです。
販売所方式には、現物取引とレバレッジ取引があります。
DMM Bitcoinの最大の特徴は、ビットコインを含む11種類の仮想通貨でレバレッジ取引ができることです。
その11種類とは、ビットコイン・イーサリアム・リップル・ベーシックアテンショントークン・クアンタム・ステラルーメン・モナコイン・ネム・ライトコイン・イーサクラシック・ビットコインキャッシュです。
これだけ多くのアルトコインでレバレッジ取引ができることで、多様な仮想通貨取引を楽しむことができます。
逆に、現物取引できる仮想通貨はビットコイン・イーサリアム・リップルの3種類に限定されています。
ただし、DMM Bitcoinでは金融庁の規制により、最大2倍までしかレバレッジをかけることができません。
この規制は、国内の仮想通貨取引所の全てに適用されます。
DMM Bitcoinの手数料は、原則としてレバレッジ手数料以外の全ての手数料が無料です。
レバレッジ手数料とは、ポジションを日をまたいで保有している場合に、0.04%分の手数料がかかるしくみです。
ロスカットの際の手数料まで無料です。
ただし、現物取引は購入時や販売時にスプレッド分の手数料が実質的に発生するため、注意が必要です。
DMM Bitcoinでは、国内の仮想通貨取引所初の試みとして、2020年10月28日より「BitMatch注文」を開始しました。
BitMatch注文とは、販売所と取引所双方の良さを取り入れることにより、手数料を抑えながら仲値の価格で取引を成立させる方法です。
BitMatch注文の導入で、これまでスプレッドが気になり取引をためらっていたかたも、スプレッドを気にせずに売買できるようになりました。
具体的には、発注から30秒以内における、DMM Bitcoinが指定する仲値での価格で取引が成立するしくみです。
これは、一部のみ取引所方式のメリットを組み入れたハイブリッド方式で、手数料を低く抑えることができるのが最大のメリットです。
ただし、30秒以内に他のトレーダーとの注文がマッチしない場合には、成行価格の約定となり、販売所方式と同じスプレッド手数料を支払うこととなるため、注意しましょう。
また、BitMatch注文で仲値で約定した際には、「約定数量÷取引単位×手数料額」の取引手数料が、約定ごとに発生します。
もし、BitMatch注文を有効に活用したいなら、レバレッジ取引で使用することをおすすめします。
レバレッジ取引の方が現物取引よりも手数料が数倍程度になる場合もありますが、BitMatch注文のしくみによりスプレッド分がユーザーに還元されるため、結果的に得をする可能性があるためです。
ただし、BitMatch注文ではボラティリティが激しい市場では仲値と大きく乖離した値で約定するリスクもあるため、注意が必要です。
DMM Bitcoinの入出金方法と入出金にかかる手数料
DMM Bitcoinは、口座開設後にクイック入金を利用すると、ウォレット口座に即座に反映される上、振込入金でも最短5分で反映されるため、即日取引を開始できます。
入出金は日本円の他、ビットコイン・イーサリアム・リップルでも可能です。
日本円の入金方法は、クイック入金と振込入金の2通りです。
ただし、クイック入金は金融機関により利用できない可能性があります。
出金(出庫)は、登録した銀行口座に対して行われます。
そして、DMM Bitcoinでは日本円の入金および出金、いずれも手数料は無料です。
ただし、銀行手数料は負担する可能性があります。
入金手数料が無料の仮想通貨取引所は多いですが、出金手数料が無料なのは、魅力です。
また、入出金の受付時間はメンテナンス時間を除く24時間365日のため、時間や手数料を気にせず入出金を行い、取引に集中できます。
ビットコイン・イーサリアム・リップルの入出金も手数料は無料ですが、マイナーに対する手数料は支払う必要があります。
この際の手数料の金額は、ブロックチェーンの承認状況などの事情により大きく異なることがあります。
取引遅延が発生している場合には、手数料が跳ね上がる上、入出金反映までに数倍以上の時間を要する可能性があるため、入出金前に調べておきましょう。
まとめ
DMM Bitcoinの特徴と主なサービス・取引手数料、DMM Bitcoinの入出金方法と入出金にかかる手数料について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- DMM Bitcoinは信頼性の高い仮想通貨取引所
- DMM Bitcoinでは国内初の取り組みとしてBitMatch注文を導入している
- DMM Bitcoinでは取引や入出金の手数料が原則無料
DMM Bitcoinは、DMM.comグループの一つとして2018年ごろより人気を博している仮想通貨取引所です。
安全性が高いだけでなく、取引や入出金の際の手数料が原則無料であることや、レバレッジ取引で取り扱っている仮想通貨が11種類あることなどが、人気の理由です。
DMM Bitcoinでは、現物取引とレバレッジ取引のみ行ってきましたが、2020年10月より、販売所形式と取引所形式の良さを組み合わせたBitMatch注文を、国内取引所初の試みとして導入しています。
BitMatch注文には手数料が必要ですが、仲値で30秒以内に約定させることに成功すれば、スプレッド手数料分、実質的な手数料を低く抑えることが可能となります。
入出金は日本円だけでなく、ビットコイン・イーサリアム・リップルでも可能で、手数料無料なだけでなく、スピーディーに処理されます。