ポルカドット(DOT)

ポルカドット(Polkadot)の仕組みと特徴、取引できる取引所

ポルカドットは、2020年8月に上場した仮想通貨ですが、その半年後には価値が急上昇し、仮想通貨時価総額ランキングでトップ10入りを果たしています。

なぜポルカドットは彗星のように現れ、その価値を高めているのかわからないかたが多いかもしれませんが、それには理由があります。

この記事では、ポルカドット(Polkadot)のしくみと特徴、主なリスク、ポルカドットを取引できる取引所について説明します。

ポルカドット(Polkadot)の仕組みと特徴、主なリスク

ポルカドット(Polkadot)の仕組みと特徴、主なリスク

通常、異なるブロックチェーン同士がお互いに通信することはできません。

例えば、ビットコインのブロックチェーンとイーサリアムのブロックチェーンは全く別物のためお互いに通信できず、そのことが長年の課題とされてきました。

ポルカドットは、その課題を解決するため、ブロックチェーンの相互互換性を提供する仮想通貨です。

ポルカドットは2016年に考案され、主にイーサリアムのスケーラビリティやセキュリティの問題を解決することを目的としていました。

その当時、ビットコインの他にも多くのアルトコインが登場しはじめ、取引量の増大や偏り、ハッキングなどによる不正送金、速度遅延など数々の課題を抱えていました。

その中でも最大の課題は、ブロックチェーンがそれぞれ独立しており、相互互換性がなかったことです。

それを実現しようとするのがポルカドットの最大の特徴ですが、そのしくみを理解するには、まず「Web3.0」を理解する必要があります。

Web3.0とは、Webをユーザーが閲覧するのみのWeb1.0、双方向のやりとりが可能なWeb2.0に次ぐ、非中央集権的な新たなWebのことです。

これにより、GAFAなど特定の巨大企業が情報や市場を管理する状況から脱却し、ブロックチェーンのしくみを活用して情報を個人が分散して管理することが可能となります。

そのようなWeb3.0を実現するために、異なるブロックチェーンを通信可能にすることが必要となります。

ポルカドットがなぜ異なるブロックチェーンを通信可能にできるか、そのしくみは、Substrateと呼ばれる開発フレームワークにあります。

Substrateを活用することにより、個別に既存のブロックチェーンと互換可能なブロックチェーンを開発できます。

Substrateは一般に公開・提供されているため、自分のニーズに応じたブロックチェーンが誰でも開発可能となります。

ポルカドットのしくみをさらに詳しく見ると、リレーチェーン・パラチェーン・ブリッジの三つに分けることができます。

まず、リレーチェーンはポルカドットの中心部で、ブロックチェーン間の取引やセキュリティなどを担う役目がありますが、リレーチェーンだけでは他のブロックチェーンとの互換性はありません。

そこで、ブロックチェーンの相互接続をし、互換性をもたせるために必要となるのがパラチェーンです。

パラチェーンはリレーチェーンと並列的につながり、リレーチェーンとはセキュリティは共通していますが、計算処理は独立して行われます。

このリレーチェーンのしくみにより、トランザクションが並列処理されるため、イーサリアムなどが抱えるスケーラビリティ問題が解決されます。

最後のブリッジは、外部のビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンとポルカドットとを接続するための仲介役です。

ブロックチェーンはそれぞれコンセンサスが異なり、例えばブロックの生成速度はバラバラのため、それをブリッジがスマートコントラクト機能を使って自動的に調整します。

全てのブロックチェーンにおいてセキュリティが共有されるセキュリティプールという方式をとっているため、ブロックチェーンの安全性が高い特徴があります。

さらに、ポルカドットはオープンガバナンス体制をつくり、ユーザーの意見がネットワークの発展につながるしくみをつくっています。

具体的には、ポルカドットのトークン(DOT)を保有することにより、手数料の決定やブロックチェーンの追加および削除、プロトコルのアップデートなどに対し、意見を述べることができます。

ポルカドットはその価値が急上昇していますが、本来の価値以上に評価が過熱している可能性があるため、一時的に価格が急落するリスクがあります。

また、オープンガバナンス体制があるとはいえ、全ての意見が通るわけではなく、実際には評議会と呼ばれる組織の意見が通る可能性が高いです。

さらに、現在はまだWeb2.0が主流であり、Web3.0の実現がいつになるかは不透明です。

ポルカドット(Polkadot)を取引できる取引所

ポルカドット(Polkadot)を取引できる取引所

ポルカドットは、国内の取引所での取り扱いは2021年4月現在、ありません。

日本の金融庁は、国内で取り扱い可能な仮想通貨を厳しく制限しているため、国内の取引所がポルカドットに対応するのを待つよりも、海外の取引所を利用しましょう。

ポルカドットを取り扱う海外の取引所で、日本語に対応しているのは限られており、しかも突然日本語サービスを終了するなどの可能性もあります。

おすすめの取引所は、バイナンスとクラーケンです。

バイナンスは、世界最大規模の仮想通貨取引所で、日本人利用者もとても多いです。

仮想通貨の取引量が多いため、取引がスムーズに行われます。

手数料も安く、日本語に早くから対応していることから、ポルカドットの取引を行うにはとても適しています。

登録も簡単に行われ、海外の取引所開設にありがちな面倒な手続きがあまりないのもメリットです。

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クラーケンは、ビットコインなどの取引所として2011年から運営している、長年の歴史がある仮想通貨取引所です。

10年以上の運営実績のある仮想通貨取引所は珍しく、それだけでも安心感があります。

クラーケンは以前は日本語に対応していませんでしたが、最近になって日本語に対応し、ポルカドットだけでなく数多くの仮想通貨を取り扱っているため、おすすめできます。

まとめ

ポルカドット(Polkadot)の仕組みと特徴、取引できる取引所のまとめ

ポルカドット(Polkadot)のしくみと特徴、主なリスク、ポルカドットを取引できる取引所について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

まとめ
  • ポルカドットはブロックチェーンの相互互換性を提供することを目的とした仮想通貨
  • ポルカドットは上場してから約半年でその価値を急速に高めている
  • ポルカドットの取引でおすすめの取引所は、バイナンスとクラーケン

ポルカドットは、2021年になって急速に価値を高め、仮想通貨時価総額ランキングでトップ10の位置をキープしています。

そんなポルカドットの最大の特徴は、異なるブロックチェーンを通信可能にする、相互互換性です。

ブロックチェーンはそれぞれコンセンサスが異なりますが、ポルカドットのしくみにより新たなブロックチェーンをつくり、速度やセキュリティを維持しながら相互に通信することが可能となります。

ポルカドットの取引ができ、日本語対応している取引所でおすすめなのは、バイナンスクラーケンです。

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編集長
はじめて暗号資産 編集部
金融を中心に100超のWebメディアを運営する法人の代表。元証券会社社員。
暗号資産の億り人に出会い、暗号資産の世界にどっぷり浸り当サイト運営を開始。

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